最後まで重力にあらがう暮らしを【vol.103】

重力が体に与える影響を探る、6回目。

今回を最終回、総まとめの回にします。

重力は体にどんな影響を与えているか?

このテーマを取り上げた背景はこうでした。

私たちは重力の「おかげ」で

元気に生活できている。

このことをすっかり忘れている。

ですよね?

重力に対抗して生きることが

心と体にどれだけ良いか。

全く考えていませんね。

出来ることなら

なるべく疲れないような生活をしたい。

そう思っていますよね。

私自身、そうです。

走るよりは、歩きたい。

歩くよりは、乗り物に乗りたい。

立っているよりは、座りたい。

座っているよりは、横になりたい。

出来るだけ身体の負担を避け

楽をしたいと思っています。

身の回りには便利なものが溢れていて

時間が節約できたり

身体の負担を少なくできます。

こんな選択ばかりしてるとどうなるか。

こんな選択ばかりさせているとどうなるか。

その答えを

宇宙飛行士に起こる身体の変化が

教えてくれていると思うんです。

筋肉量が落ちる

骨量が減る

眠りが浅くなる

姿勢が保てなくなる

鬱気味になる

食欲が落ちる

このような変化は

寝たきり高齢者にも見られます。

また、身体と心、どっちが先?

という訳でもないですね。

どちらかが病めばもう一方に影響します。

少なくても重力の恩恵を受ければ

身体の機能維持につながる。

楽をしたいと思う気持ちは良くわかる。

私もそうだから。

無理はしなくていいんです。

介護が必要になったとしても

最後まで重力にあらがう暮らしをする。

この選択をして欲しいし

この選択をサポートしてあげたいですね。

重力を避ける生活が増えると老化が早まる。

身体も心も。

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