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【vol.055】アルブミン値は栄養状態を反映していない?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013年09月29日(日)━━
週一5分の介護教室
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【vol.055】アルブミン値は栄養状態を反映していない?
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いつもありがとうございます。
人混みの中から自分を見つけてもらう方法について考える
メルマガ発行人、わくわく直観堂の草野博樹です。

その他大勢からいかに抜け出すか、がカギですね。

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昨日、テレビ番組・関ジャニさんの仕分け∞で
歌の上手いキッズ日本一をやってました。

子供とは言え、その歌唱力には脱帽、感動です。
テレビに拍手してました(笑)

優勝した芹奈ちゃん(15歳)には
初めから他の参加者にはない物を感じましたね。
私に見る目がなくても彼女の凄さは分かります^^

だけど、彼女の試練はこれから。

歌の上手い人は沢山いるし
これからだって次から次出てくる。

いかにして「芹奈」と言う人間を認知してもらうか
これができなければ、その他大勢の仲間入り。

オンリーワンの部分で勝負しなきゃならない時期がきっと来ます。

一ファンとして彼女の夢が叶うよう
エールを送りたいですね。

リン・ユーチュンさんに負けて涙したあなたを信じてますよ。


では、今週のメインコンテンツにいってみましょう!
前号に続いて、床ずれセミナーからの気付きをシェアします。

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■アルブミン値は栄養状態を反映していない?
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床ずれの話になると必ず栄養管理の話になります。

栄養が足りてる・足りてないの判断基準に
血液中のアルブミン(以下ALBと表記)値が
参考にされることがあります。

ALB値が3.5g/dL以下だと
低栄養状態だと、私も教わりました。

ところが床ずれセミナーの最後に
床ずれ治療における栄養管理をテーマに講演されたK先生は
「ALB値は栄養状態の指標として適さない」とおっしゃいました。

ナゼか、
聴けば納得の理由をシェアしたいと思います。


●アルブミンとは何者か?
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ALBは肝細胞で作られるタンパク質で、血液中にあります。

血液中には約100種類のタンパク質があると言われますが
その50〜60%をALBが占めています。

ALBの働きは血液中のさまざまな物質を運んだり
体液の濃度調節をすること。

肝臓で作られることから
肝機能の状態を知る手がかりにもなります。

ALBの基準値は3.9〜4.9【g/dL】。
1dLの血液中に3.9〜4.9gのALBがあれば正常とされ
3.9g/dLを下回ると低栄養と言われます。

基準値を他の資料で調べると、ばらつきがありましたが、
ここでの値はセミナー資料に記載されている値としています。


●アルブミンは栄養状態の指標として適さない
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床ずれにならない、または治るためには
栄養が十分取れていることが必要です。

K先生は栄養管理は最低条件であり
予防や治癒のための十分条件ではない。

栄養が足りていても床ずれになるし、
治らない場合もある。とおっしゃいます。

このあたりは私も同感です。

そもそも何をもって栄養状態が良い悪いと言えるのか。

これまで、その指標がALB値でした。

ALB値が高ければ栄養状態は良い。
低ければ低栄養と言われました。

しかし、ALB値増減の理由は
栄養状態以外にもあることから
栄養状態の指標としてふさわしくない。

これが現在、主流の考え方のようです。


●CRP値が上がるとALB値は下がる
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栄養状態以外にもALB値が増減する理由に
CRPと言うタンパク質が関与しています。

C反応性タンパク(C−Reactive protein)と言われ
体内で炎症反応や組織の破壊が起きている時
血液中に現れるタンパク質です。

炎症を抑える働きをします。

そのため炎症マーカーともいわれ
CRP値が高い⇒体内に炎症がある、ことを示しています。

炎症の原因は癌だったり、
敗血症、肺炎などの感染症だったりします。
床ずれも炎症の一つですね。

例えば肺炎を患っている方が
床ずれを発生させたとします。

床ずれが治るためには新しい組織を作るタンパク質が要ります。
床ずれ治癒の段階で肉芽があがってくるためには
タンパク質の合成が欠かせません。

ところが、体内に肺炎の炎症があると
炎症の鎮静化が優先されるため
タンパク質の多くがそちらで消費されます。

血液中のタンパク質が足らないと
ALBまでもが異化作用により分解され消費されます。

その結果、血液中のALB値低下が起こります。

異化作用とは物質をバラバラにすることで
ALB分子をバラしてエネルギーとして消費した
と言うことです。

このように炎症マーカーのCRP値が上昇すると
ALB値が下がる現象が起こります。

ALB値が低いと床ずれが治りにくいのはこのためです。

絶対量としてのタンパク質が足らないとこうしたことが起こるので
栄養摂取としてのALB値コントロールが床ずれの治癒に繋がり
そこからALB値が栄養状態を示していると考えられてきました。

しかし、これまでの説明でお分かりのように
十分に栄養の足りている方でも
炎症を起こすと一時的にALB値が減少するので
ALB値が栄養状態を必ずしも示していないことになります。


●アルブミン値は血液中のタンパク質予備力を示している
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ALB値は血液中にあるたんぱく質の量を示しており
どれくらいタンパク質の予備力があるかを図るための指標にはなりえます。

それはつまり、
床ずれや組織を修復するための血液中タンパク質に
どれくらい予備力があるかを知るバロメーターとなります。

ALB値は断片的に見ても意味がなく
連続的にチェックすることで傾向を掴むことに意味があります。

血液中タンパク質は増加傾向にあるのか減少傾向にあるのか

増加傾向にあれば
床ずれ治癒に向かっていることが分かり

減少傾向にあれば
床ずれ悪化に向かっていることが分かります。


▼ご意見・ご感想はこちらまでお寄せ下さい。
 maga@waku2chokkan.com
 必ず返信いたします。


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■今週の気になる○○ 「キュレーション」
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キュレーション【curation】は

無数の情報の海から
自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ
そこに新たな意味を与え、多くの人と共有すること。

キュレーション出来る人のことをキュレーターと言います。

情報を集めて、整理し、新たな価値を付加して、再発信する。
小学生が理解できる言葉にアレンジして説明してくれる。
世の中はそんな人、メディア、を求めていますね。

例えば、池上彰さん。

池上さん以上に知識も、情報量も、経験も、実績も
勝る人はいます。

池上さんにあって、彼らに無いもの
それがキュレーターの才能なんだと思います。


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■編集後記
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当ショップのホームページに辿り着いた検索ワードに
「柔らかい肘をのせるクッション」を見つけました。

なんか変ですよね。

気のせいか、
普段からこんな感じの日本語を聞いているような気がします。

多分、「肘をのせる、柔らかいクッション」のほうが
ちゃんと伝わる気がします。

「柔らかい、肘をのせるクッション」としても意味は通じますが、
ストレートに「柔らかいクッション」が伝わりませんよね(笑)

伝える手段が言葉だから
並べ方次第で伝わる文章になったり
伝わりにくい文章になるんだな、と思いました。

では、この辺で。

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