既製のコントゥアー座面でこのフィット感は凄い。
自己主張をしない落ち着いた掛け心地。
読書、趣味、デスクワーク、友人と共に過ごす快適な時間をくれる。
テンピュール素材と同じ「ビスコエラスティックフォーム」を一体成形した既成のコントゥアー座面が特長。しっとりした掛け心地はフィット感が良く体圧分散効果が高いことは勿論のこと、座位姿勢を安定させ、快適な座位環境を提供します。
■コントゥアー座面、3つのメリット
- フィット感が良くなり、掛け心地が安楽で快適になります。
- お尻の収まりが良くなり、横ぶれや前ずれが起こりにくいので、座位姿勢が安定します。
- 圧を受ける面積が広がることで体圧分散の効果が高まります。
これらの効果により快適な座位環境を提供します。
■マトリックスViクッションは、どのような人に向いてる?
- コントゥアー座面の調節を必要としない方
- 座位を安定させたい方
- 快適な掛け心地を求める方
- お尻の肉がある方(=尾骨や坐骨に骨突出のない方)
- スポーツを楽しむというより、読書やデスクワークなど日常生活の中で使用したい方
- くつろぎの時間を過ごしたい方
※お尻の肉が痩せて坐骨や尾骨の骨突出のある方には向きません。
■クッションの構造
クッションの構造を見てみましょう。
- 外カバー
通気性と防水性があります。底面には滑り止め加工をしています。カバー後部のファスナーを開けて中身を取り出せます。 - 内カバー
完全防水カバーです。クッション中材への水分侵入を防ぎ、フォームを酸化や経年変化から守ります。カバー後部のファスナーを開けて中のフォームを取り出せます。 - 圧力分散フォーム
適度なクッション性を持ち、体圧分散と座位の安定効果を高めるコントゥアー座面を形成しています。大腿部の裏を包むようにサポートし、位置を安定させ股関節内転を抑えます。膝頭を正面に向けさせることで骨盤後傾を抑え脊柱の崩れを防ぐ働きをします。 - インサートフォーム
特に圧が集中する坐骨部サポートに超粘性フォームを挿入。坐骨の沈み込みを深くして、大腿部との高低差を作ってアンカーを形成します。これによりコントゥアーが更に高まり骨盤がより安定し、横プレと前滑りが抑えられます。体圧分散と座位の快適性を高める働きをしています。 - ベースフォーム
やや硬目のフォームを使用。体圧分散フォームとインサートフォームの働きを支える土台となりながら、体圧分散の役目を担っています。
■車いすへの取り付け方
【クッションの向き、前後、表面と底面】
クッションには向きがあります。これを間違えるとクッションの機能が損なわれますので注意してください。以下に前後、表面と底面を示します。
【車いすへの取り付け方】
クッションの横幅と奥行き、車いすの座幅と座面奥行き、これらの寸法を合わせて使用してください。
クッション底面には滑り止め加工が施されていますので座ればずれません。クッションカバー底面にはメス側ベルクロが2ヶ所付いています。車いす座面上にしっかり固定したい時は、オス側ベルクロ(=マジックテープ)を2ヶ所、車いす座面に取り付けて固定してください。
座面がスリングシートならベルクロを縫いつけて、プレート式座面ならベルクロをテープで張り付けてください。
※マトリックスViクッション使用時は、車いすのフットサポート、アームサポート、バックサポートの調節が必要です。車いすはこれらの調節ができるものをご使用ください。
■商品仕様
サイズバリエーション | |
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※写真は、商品番号M-1616です。 | |
商品番号 | 幅×奥行×高さ |
M-1616 | 40×40×8cm |
M-1415 | 35×38×8cm |
重さ | 約1,300g(商品番号M-1616で計測) |
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素材 | 【本体】ビスコエラスティックフォーム 【内カバー】 【外カバー】ポリエステル |
生産国 | カナダ |
■クリーニング方法
本体 |
洗濯できません。絶対に洗濯しないでください。 |
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外カバー |
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内カバー | 外カバーがあるので洗濯の必要はありません。 |
■消毒方法
ご家庭の使用であれば通常の洗濯で十分です。
どうしても消毒の必要がある時は、以下の方法で外カバーと内カバーだけ消毒してください。
本体 |
二重のカバーで覆われていますので、消毒の必要はありません。 |
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外カバー |
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内カバー | 汚れをふき取った後、アルコール清拭してください。 |
■取扱い注意事項
- カバー無しで使用しないでください。必ず専用の外カバーを掛けて使用してください。
- 前後・表裏の向きを守って使用してください。
- ビニール袋をかぶせて使用しないでください。クッションの機能が損なわれます。
- 尖ったものや、鋭利な物で傷つけないよう注意してください。破れや空気漏れの原因になります。
- 火気の近くに置かないでください。また、クッションを火気に近づけて温めたりしないでください。高温により変質したり溶けたりします。
- クッションに人が座ったままで、クッションを引っ張ったりしないでください。破れの原因になります。
- クッションを使用していてもプッシュアップによる除圧を定期的に行ってください。
