大きな力はいりません。
滑り過ぎ!なくらい良く滑ります。
体格の良い利用者さんでも、エアマットレスの上でも良く滑ります。
訪問看護師さんに人気のスライディングシートです!
ベッド上の身体の位置修正介助や体位変換のサポートに。
■使う人のことを考えた、トレイージー3つの特徴
特徴1)360度全方向によく滑る
押しても引いても回転させても滑るように水平面360度全方向にスライド性を向上させました。ナイロンシートにシリコン樹脂加工を施し、生地を3枚重ねすることで実現しました。
特徴2)衛生的
衛生的に使えるようにしました。制菌加工を施し菌の繁殖を抑えました。
特徴3)収納袋付き
専用の収納袋を付けました。携帯しやすく、保管しやすくしました。
■トレイージーを使うメリットとは?
- 体位変換や身体の位置修正介助が楽になります。
- 看護や介護する人の身体への負担、腰への負担が軽くなります。
- 介護をされる人の床ずれ発生・悪化予防に貢献できます。
これ以外にも、介護をされる側からすると、身体を持ち上げられる恐怖感が薄まる、筋緊張が和らぐなど、効果を見ることができます。
■トレイージー使用の効果が特に見込める方は?
- 訪問看護師さん
- 訪問介護のスタッフさん
- 在宅介護をされているご家族
声を掛ければすぐに介助の助けがもらえる病院や施設よりも、在宅介護で威力を発揮しています。
一人で訪問する訪問看護師さんや、介護スタッフさんは、スライディングシートを使っても滑らないような悪条件に出くわすことがあります。
理由は、利用者さんの体重が重いとか、エアマットレス使用で体が深く沈み込んでいるとか、ですね。
トレイージーはそんな状況でも良くすべり、身体の位置修正介助を助けてくれます。
素人のご家族にとっても大きな力の要らないトレイージーが助けになってくれます。
■ご購入者の声
●訪問看護ステーション、鹿児島県はR・Mさま
●訪問看護ステーション、茨城県はT・Kさま
●SH訪問看護ステーションさま
「訪問時に一人一枚必ず持参しています。体格のいい利用者さんの時なんかは本当に重宝してます。事業母体の病院にも紹介しましたよ。」
●S訪問看護ステーションさま
「移動がらくらくできて助かってます。」
●Aさんの奥さま
「トレイージーを敷けばお父さんも一人で身体の位置が直せるのでいい。それまでは、体を上に引き上げるのが重たくて大変でした。」
■トレイージーの使用方法1
頭側から差し込んで体位移動する方法 |
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まず電動ベッドを操作して、自分の腰に負担のかからないやり易い高さに調節してください。これが重要なポイントです。スライドシートの長手側を二つ折りにします。この時、15cmほど差を付けておくのがミソです。シートのマークは特に気にしなくて大丈夫です。 |
折り目部分を持って頭側から枕の下にシートを差し込みます。簡単なようですが結構難しいですよ。シートは長い方を下にしてください。両手はしっかりとシートをつかみながらも、シートがたるまないように張ってください。 |
二つ折りにしたシートの下側の両端をつかみます。シートを張りながら少しずつ下のシートを引き入れていきます。もし、寝ている方の協力が得られるならば、おへそを突きだすようにしてもらうと、背中が浮いて引き入れやすくなります。 |
腰からお尻の下へとシートを引き入れていきます。シートがお尻に引っ掛って入りにくい時は、寝ている方に少しお尻を浮かせて下さいとお願いしてみましょう。もし無理ならば、シートを握ったままでマットレスに押しつけるようにしてお尻に空間を作りながらやってみてください。 |
シートの端が出てくるまできちんと伸ばしてください。はい、ここまで上手くいけばこの状態になります。ポイントは、枕がシートの上に完全に乗っていることです。もし、シートから外れていると引っかかりとなり、この後上手くスライド出来なくなります。 |
脚を膝立てにします。寝ている方の両足くびあたりを右手で軽く押さえマットレスに押しつけるようにします。左手で寝ている方の膝を押すようにします。すると寝ている方の上体がスルスルと頭側に動きます。ポイントは、膝立て・足首抑え・膝押しです。 ※注意 シートは本当によく滑るので、膝を押す時は様子を見ながら加減してください。頭をベッドのボードにぶつける可能性がありますので・・・。 体の位置をどのあたりまで移動させればよいか、写真のように介護用の電動ベッドを利用しているなら、目安として寝ている方のお尻の真下にベッドの床板でフレームに固定された動かない床板がくるようにしてください。決して枕の位置とか頭の位置で決めないでください。お尻の位置です。 |
後はシートを引き抜くだけです。寝ている方の体が動かないように片手で押えながら、もう一方の手でスライドシートを3枚一度につかみ素早く引き抜いてください。お尻の下から先に引き抜くとやり易いですよ。引き抜く時は、寝ている方をその場に置く感じです。 |
ご使用後は、付属の収納ケースに入れて保管してください。お疲れ様でした。 |
■トレイージーの使用方法2
脇から差し込んで体位移動する方法 |
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スライドシートの長辺の端々を持ちます。この時も始めに電動ベッドを操作して、腰に負担のかからない高さまで上げておきます。 |
シートを15cm幅ぐらいにしてジャバラ状に折り、寝ている方の体の横に置きます。シートの置き方がポイントです。一番上の長辺が、寝ている方のほうを向くように置いてください。 |
寝ている方に側臥位になってもらい、あるいは側臥位にしてマットレスの上にシートを広げていきます。広げ方にコツがあります。ジャバラ状に折ったシートの下の方から広げていってください。シートの上の方はジャバラ状にしておいてください。この写真だとベッド柵がないので寝ている方をベッドから転落させないように充分注意してください。ベッド柵等を取りつけ、そこにつかまってもらいながらするのが一番安全です。 |
寝ている方に体を自分の方に向いてもらい、あるいは自分の方に向かせて、背部からシートを引き出して広げます。 |
敷き込みが完了しました。この状態になることをイメージして手順2でシートの置く位置を考えると良いでしょう。 |
横方向への移動は、寝ている方の肩と腰に手を当てて引くか押すかします。このシート上で寝ている方を360度自在に動かせますので良い位置に移動してください。寝ている方の良い位置とは、お尻の位置ですよ。お忘れになった方は先の『脇から差し込んで体位移動する場合』の手順6を読んでください。 |
後はシートを引き抜くだけです。寝ている方の体が動かないように片手で押えながら、もう一方の手でスライドシートを3枚一度につかみ素早く引き抜いてください。お尻の下から先に引き抜くとやり易いですよ。引き抜く時は、寝ている方をその場に置く感じです。 |
ご使用後は、付属の収納ケースに入れて保管してください。お疲れ様でした。 |
■よくあるご質問
Q : そんなに簡単に身体が動くのですか?
A : はい、簡単に動きます。シートの上に身体がきちんと乗ってさえいれば簡単に動かせます。エアマットレス上で使用してもつるつる良く動きます。
Q : 抜きとらずにシートの上に寝かせたままではダメですか?
A : ダメです。本品の「安全上のご注意」にも書いてありますが、滑りやすい生地なので、そのままにしておくと動いた拍子でベッドから転落する危険性があります。使用後は必ず抜きとってください。
Q : 消毒はどうすればいいですか?
A : アルコールを噴霧して消毒してください。熱湯消毒や塩素系溶剤への浸漬消毒はできません。ご家庭での使用であれば通常の洗濯で大丈夫です。
Q : 寿命はどれくらいですか?
A : 使い方と使用頻度によります。当店お客様のある訪問看護ステーションさんの例で申し上げると、週一回使用の頻度で5年間使用したシートで、生地の破損や滑りが悪くなることは起きていません。表の滑りが悪くなってきた、生地がボロボロになってきたと感じたら新品と交換をお勧めいたします。
Q : 保証期間はいつまでですか?
A : 無料保証期間は、製品ご購入から1年間です。ただし、お客様の使用方法に問題がある場合は有料となります。
■商品仕様
項目 | 詳細 |
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サイズ | 【シート】120x75cm 【収納袋】19.5x29cm |
重さ | シート+収納袋=約164g (シート約124g、収納袋約40g) |
素材 | 【シート生地】ナイロン100%、シリコン樹脂加工+制菌加工 【収納袋】ポリエステル100% |
カラー | 【シート生地の色】2色(オレンジ色、ラベンダー色) |
■商品細部の写真
↑取扱いタグ
↑縫い合わせ部拡大写真
↑生地の拡大写真
↑安全上のご注意
↑収納袋
■洗濯について
トレイージーはご家庭で洗濯が可能です。以下の洗濯表示に従い洗濯してください。
マーク | 詳細 |
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40℃以下の水で、洗濯機で洗えます。 | |
塩素系漂白剤は使用できません。 | |
アイロン掛けはできません。 | |
ドライクリーニングできます。石油系の溶剤を使用してください。 | |
手絞りの場合は弱く絞ってください。遠心脱水の場合は短時間で絞ってください。 | |
日陰のつり干しをしてください。 |
■取扱い上の注意点
- ベッドやマットレスなどの寝具上での体位変換・移動のみに使用してください。それ以外の用途(例えば、ベッドから車いすへの移乗)には使用しないでください。また、人体以外には使用しないでください。
- 滑りやすいので、取扱いには十分ご注意ください。
- 通路・床の上・お子様の手の届くところに放置しないでください。誤って踏んだ場合、滑って転倒したり怪我をする恐れがあります。
- 使用の際は、身体をゆっくり滑らせてください。勢い滑らせるとベッドからの転落や身体を物にぶつける恐れがあります。
- 使用後は速やかに抜き取り、付属の収納袋に収納し、フックなどに掛けて保管をお願いいたします。