優先度の高いものから順に、
となります。
栄養状態が良い私たちでも、気を失い固い床の上に何時間も横たわった状態でいれば床ずれができます。だから、栄養管理より、圧迫・ずれ力の低減または排除の方が優先度が高くなります。
圧迫やずれ力が床ずれを引き起すことを知らないと、何度でも床ずれになります。だから、予防のための教育が一番優先度が高くなります。
何度も繰り返す床ずれは、3や4に問題があると思われがちですが、実は、1と2に問題があります。老老介護だから、介護力がないから、痩せているから、栄養が足りないから、床ずれができるのではありません。
本質は、1と2を野放しにしていることです。
これらができていれば、床ずれの発生件数はさらに下がることは間違いありません。
優先順位を現わすには何がしっくりくるだろうと、浮かんだのがピラミッドでした。
床ずれ予防セミナーの冒頭、「予防教育と指導」、「圧迫とズレ力の排除」を隠してピラミッドを示し、何が入るか質問するのが常套手段です。ここで明かしてしまったので、今後は使えなくなりましたね。(笑)
手前味噌ですが、「床ずれ予防のピラミッド」良い響きだと思いませんか?
今回のテーマをお読みになって良いなと思われたら、この言葉、ドンドン使ってください。
以上、介護術の伝導士こと、草野博樹でした。
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