ここぞの時にリラックスしちゃいけない【vol.074】
あなたは、大勢の前でスピーチする時、緊張しますか?
テストを受ける時
スポーツの試合の時
これまで緊張してきませんでしたか?
そして、
緊張しないように
出来るだけリラックスしようとしてきませんでしたか?
あらゆる場面で緊張はありますね。
あなたは、緊張を楽しんでますか?
●リラックスして楽しみたいと思います。
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オリンピックに望む選手の中には
このようにインタビューに答えてる選手もいました。
これを聴いて
「リラックスなんかするな
緊張を保ち続けて頑張れ!」
と、テレビに向かって言ってしまいます。
彼らは一流のアスリートだから
メンタルのトレーニングもしてるはず。
だから、
勝負の前にリラックスしちゃいけないってこと
重々承知している。
要は、「普段通りの力を発揮します。」
の意味で言ってるんですよね。
そんなこと聴いてる子供たちはわからないからね。
ここぞの時はリラックスしなきゃ、と思ってしまう。
●緊張するのはダメなこと、と思ってた。
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今でも思い出すことがあって
それは小学校の卒業式
卒業証書を私が最初にもらうことになってたんです。
ところが
式が始まる前からドキドキドキドキ
ホントに心臓が口から出るくらい(笑)
膝は笑ってるし
全身が震えてるのが自分でもわかる。
名前呼ばれて、壇上に上がって
ここまでの記憶ははっきりと覚えてる。
そっから先の記憶があまりないんです。
頭が真っ白になってたんでしょうね^^
私ね、自分でいうのもあれだけど
結構、緊張しぃーです。
サッカーの試合の時も
110メートルハードル、県大会決勝の時も
心臓バクバク、体もだるく
自分の体じゃないかのような感覚
とにかく緊張しまくってた。
今でも講演の前には緊張しまくります。
顔にはでなくなりましたけどね^^
でね、
緊張するのはダメなこと、と思ってた。
みんなそう言ってたし。
「リラックス、リラックス、肩の力抜いて!」
なんて。
リラックスすると力が発揮できると思ってた。
皆さんもそうじゃないですか。
でもね、
これは半分間違い。
●緊張はパフォーマンスを上げる
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ここぞの時にリラックスなんかしちゃいけない!
絶対に。
緊張するのは
緊張する必要があるから。
何で緊張する必要があるのかと言うと
何か緊迫した状況に直面しているから。
そんな状況に素早く対応できるう体が準備してる状態
それが緊張の正体。
心拍数を上げ、全身に十分な血液を送り
普段より体の反応を敏感な状態にしている。
だから
緊張したほうがパフォーマンスが上がる。
緊張も度を越しすぎたら確かにマイナス。
体がガチガチになるほどの緊張はね。
そこで大事なのは
緊張の度合いをコントロールできるメンタルの強さ。
言葉じゃ、リラックスして楽しみます、なんて言ってるけど
ホントは、結構緊張してるはずなんです。
「オレ、今、緊張してる^^」
そんな自分を楽しんでるんですね。
本当に勝たなきゃいけない相手は自分自身
それを知ってる彼らだからの言葉です。
もっと緊張を楽しみましょう^^